7/1は「心の日」―精神看護技術協会岡山支部の講演会へ

07年06月30日 | とし子からの手紙

 7/1は「こころの日」ってご存じでしたか?

 今日、清板芳子先生(ノ―トルダム女子大)の「何から逃れたくて虐待に走るか」の講演会がありました。虐待をしている加害者が自ら相談できる社会の支援づくりを考えさせられた。虐待している親は悪人、罰すればすむというだけではダメ。虐待は「危機犯罪」としての視点が必要。不器用で、それ以外に方法を見出だせず「虐待」している加害の親の姿が見えてきた。虐待を隠し、相談にもいけない潜在的な状況から、相談を継続していける状況に変えたい…という訴えに、清板先生の「寄り添う」姿勢を感じた。私は児童虐待もDVもなくしたいと思っているが、そのためには心の問題を理解する必要がある。目には見えない子どものSOS、そして親のSOSを察知できるスキルを身につけ、いい支援につなげたい。

 清板先生とは、15年以上前からの旧知で、久しぶりにおあいし、とてもうれしかった。